奥四万十物語 月別の生姜栽培作業

 

月別の生姜栽培作業概略(毎年度の天候、気候条件により一様ではありません)

栽培作業

肥料等

管理作業

1

トラクタ−で耕す

鶏糞や堆肥 魚粉等を入れ耕す。

2

耕す。整地 畝つくり

生姜用有機肥料を入れる(農協)

    

3

整地

米ぬか培養によるボカシをいれる EM菌による培養

4

定植 パオパオで被覆

低温障害を防ぐため

5

パオパオ除去

新芽を虫に食われたら収穫が半減するため殺虫剤を使用(ガ−ドベイトA)

6

生姜有機配合を追肥に入れる

除草作業(手作業で除草)

7

土寄せ,ワラ敷き

防風ネット張り

高校球児に負けてたまるかと炎天下での草引きに汗を流す。

夏に倒れたら部屋の中でも熱中症と診断されるので、炎天下での草引きで倒れたら何と言張れるかな?

8

防風ネットを張る

除草作業(手作業)

9

除草作業(手作業)

10月〜〜11

防風ネットをはずし、収穫

殺虫殺菌剤を使用しないで収穫貯蔵

地下室及び予冷庫にて貯蔵し,周年出荷に備える

12月 来春植え付け畑の選定
県の認定申請作業にはいる。


畑により生育に差がございます。主人の気持ちが解らないのか思う通りにはなかなか育ってくれない畑もあります。人間だって個人差があるのが当たり前で平均して豊作を求めるのは人間の身勝手でしょうか。
平成14年4月 四万十川財団法人による「四万十ブランドの認証を受ける事が出来ました。




生姜月別作業経過   2014 年更新

1月〜2月

  冬の間に有機肥料を入れます。
堆肥 鶏糞 藁 もみ殻 他
腐敗して有機肥料として効果のあるものは冬の間に入れて耕し
土作りに取り組みます。
鶏糞は農協から購入しました。
 
冬の間に有機質の肥料を山のように入れました。
開墾した畑ですので石がゴロゴロしていますので土つくりのために大量の
堆肥をいれましたが 今年で3年目となり 土つくり総仕上げとなりました。
最初にカブトムシのすみかとして提供
その後一年じっくり発酵させて生姜の作れる土地にしてから植え付けます。
草が生えてきだしたら、土作りも終盤を迎えます 
 

3月〜4月

植え付けが始まります。畝を作り、溝を切ってそこに生姜を並べてゆきます。
生姜にも一個一個個性があってせっかちに速く芽をだすものや遅くまで芽を出さない生姜もあります。
一番目が大切なのに芽が出ると芽を切る虫が現れます。
この時害虫の餌として農薬の粒を与えます。
一番芽をやられてしまうと生姜は収穫が 半減しますので不本意ながら使用しています。

 
  植え付けが終わると一面に黒いマルチを張ります。
霜や寒さから生姜を守る目的もありますが
なんたって雑草を抑える目的が強いです。
除草剤を使いませんのでクロマルチを張って草の生えないようにしていますがそれでも草は生えてきますので目が離せません。
 

6月28日



生姜の芽が出てきたらさっそく敷き草を入れる作業が始まりました。
やがて暑い夏に入ります。
生姜にも帽子を着せないと熱射病になります。
また乾燥を防ぐ大切なやくめがあります。
前方には奥四万十の川が流れています。


.
 
 

  8月
生姜の芽が出たと思ったら一カ月足らずでこんなに成長しました。
敷草を入れていたらさっそくトンボが羽を休めるようになりました。
昆虫たちはトンボの餌となり、トンボにとっては格好の楽園となります。
 8月に入り生姜もどんどん成長してきました。
草も生姜にかくれてあまり茂らなくなり草引きが楽になります。
あとは台風が来ないことを天に祈るのみです。
 


9月

9月に入り奥四万十の里は急激に温度が下がり、ストーブを持ち出し点検しています。
霜の前に生姜の収穫を終わりたいので10月中旬には堀取り作業に入る予定です。
このところテレビの取材(BSドライブGOGO)や食品関係の雑誌で「にほんの食材遺産100に選定され光栄やら責任の重さやらに
押しつぶされそうになりました。

この度高知県の「エコファーマー」として認定されたことなどが評価され 快適生活マガジン「ソトコソ」誌に「にほんの食材遺産100」として奥四万十の生姜が選定され責任の重さを感じています。 
農薬使用量は通常栽培の8割減を目標にで栽培しています。

 
  9月に入り生姜はどんどん成長してきました。
堀取り時期を察知したのか生姜は地上の成長を中止 地下の生姜に養分を蓄積収穫の準備に入りました。
温度や日照時間でちゃんと収穫時期を知るようです。 
10月〜11月

10月下旬から収穫に入ります。
秋に入ると朝夕の寒暖の差が 激しくなり、霜が降りるようになります。
霜による凍傷の被害を受けると、貯蔵中に腐ってしまいます。
収穫が始まると皆さんが自分の事のようにして、集まってくださり手伝ってくれます

人のありがたさをこの時ほど感じることはありません。
 
  貯蔵

収穫した生姜はこの地下室に運び込まれ、出荷の時を待ちます。
、最近は電気を使用した貯蔵が主流となりましたが原発に反対し一方ではて電気を使用して貯蔵することには 良心の呵責があり、電気とは無縁の地下室を利用することにしました。

夏も冬も15°前後の温度で保たれいて、生姜には最適の条件です。
地下貯蔵室で熟成中の生姜で〜す。

これは地下室で貯蔵している状態です。
収穫前後も消毒しませんので、虫の被害を防ぐために ビニールに入れて貯蔵しています。

雨も直接にははいりませんので放射能汚染から少しでも守れると思っています。
原発事故による汚染は地球規模で拡散されています。地球上で生産される農産物は測定して安全と言ってみたところで〇では無い現実に挫折感を抱きつつも春にはまた植え付けが始まります。

 
2014年 奥四万十で栽培する生姜の安全栽培確認のために「財団法人四万十財団」からご訪問を
受けました。四万十財団は 四万十川を守るために活動している広域組織で 四万十沿線の行政が
中心となって立ち上げた組織です。
有機栽培された四万十沿線の農産物を通じて清流を守るお役に立ちたいそんな思いを込めて消費者
にお届けしています。
売上金の一部を四万十財団の活動費に役立てたいとの思いで みんな頑張っています。


 

生姜の利用、活用について

日曜市でも生姜生搾りのジュ−スが飛ぶように売れていました。皆さん生姜には相当の関心があり、観光客の方々も足を止めて飲んでいました。
ジュウスは生姜生搾を6〜8倍に薄めのんでいました。さっそく県の試験場で生姜生搾りを作ってもらいました。
お菓子やその他の料理にさりげなく使えば健康にもよいし一石二鳥だと思いますね。冷凍保存していますので関心のある方には無料で提供します。

最近はあらゆる食品に生姜が使用されるようになり、健康食品として付加価値を付けて売られるようになりました。
隠し味として料理に使うことは生姜の薬味の恩恵に浴することになり健康食としての効果が認識されるようになってきたようです。

生姜ジュ−スの作り方

生姜湯や生姜紅茶にしたりジュ−スは自分で好みに合わせてお作りくださいませ。
ここでは生姜湯の作り方を参考までし提案します。

材料
生姜 10グラム  熱湯 茶碗1っぱい 黒糖もしくははちみつ
作り方
@ 生姜はよく洗いすりおろします。 A 茶こしなどを知用 上から熱湯を注ぎます。  B  黒糖やはちみつを加える
またすりおろした生姜を包んでお風呂に入れると効果があるようです。